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Under40向け今回の選挙の主な4つの争点
墨田区の人口は、平成7年を底辺に、都心回帰の流れに沿って順調に増加を見せている。一方で、少子高齢化を抱えていることは墨田区とて例外ではなく、合計特殊出生率も低く止まっている。背景には、核家族化・若者世帯流入による、世帯人口の減少がある。人口増を目指した政策や、人口減少・少子高齢化を見据えたサービスの取捨選択が迫られている。
墨田区政は、「すみだで暮らす人、働く人、訪れる人の夢や希望が叶えられている状態」を「すみだの夢」と定義した。区民へのアンケート調査によると、「墨田区民であることを誇りに思う」区民の割合は、69.6%であった。この数値の上昇のために、官民一体での取り組みが求められており、加えて行政の役割や何をすべきかなどを議論する必要がある。
墨田区には、江戸を感じさせる伝統的な街並みや資料が残っている。その一方で、東京スカイツリーのお膝元であるように、新しい文化資源も整っている。さらに今後、旧安田庭園再整備事業や、すみだ北斎美術館事業などを進めていくことが予定されている。これらの観光資源を区内外にどのように発信し、さらなる観光客誘致へと繋げていくかが課題となっている。
発生が想定されている首都直下型地震や、様々な災害に対応するためのまちづくりが求められている。建物の不燃化率や、住宅の耐震化率を上昇することは急務だ。加えて、区民の災害に対する物的な備えや、精神的な面での備えを進めていく必要がある。さらに、近年希薄になりつつある地域コミュニティを充実させることも、防災においては大切だ。
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