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Under40向け今回の選挙の主な4つの争点
杉並区では木造住宅密集地域など、大震災発生時の建物倒壊危険度や火災危険度が高い地域がある。道を広げたり建物を耐震化したりすることが求められているのだが、時間もお金もかかり簡単なことではない。しかし区民の命、生活にかかわることであるため、なんとしても対策を進めたいところだ。また近年の集中豪雨では、雨が染み込みにくいコンクリートの地面が多く、大規模な浸水被害が発生している。治水対策が急務だ。
杉並区の発展のためには、交通拠点である駅周辺を核として、それぞれの地域特性を生かしたまちづくりをすることが必要である。しかし、チェーン店の増加から個々の商店街の個性が見えにくくなっていたり、農家や中小企業では後継者不足に悩んでいたりなど、課題は多い。また、杉並区への観光客は少なく、都心部にはない魅力のPRが求められている。アニメの活用や杉並ナンバープレートの普及などが対策として挙げられているがそれでよいのだろうか。活気あふれる杉並区に必要なものはなんだろうか?
杉並区は大規模開発、道路整備により緑地率が低下している。災害時のオープンスペースとしても公園面積などの拡充は大切だが、人口が多いこともあり難航している。環境保全のため、みどり豊かな杉並区にするよう対策が求められる。また、杉並区民は一人一日当たり470gのごみを排出している。可燃ごみの4割は生ごみだ。単なる呼びかけだけでは難しいごみの減量。排出ゴミ削減のために対策が求められる。
杉並区の調査では、高齢者の6割が医療や介護が必要になっても現在の住まいに住み続けたいと願っているという。そのため、在宅での日常生活を支援できるようなサービスがさらに必要だ。また、現代は地域コミュニティが弱くなっており、高齢者の孤立も問題となっている。多様な地域活動、ボランティア等の活動に高齢者をはじめとする地域住民の参加が求められている。
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